「 ミス・グランド・ ジャパン 2021」
2013年に誕生した「Stop the War and Violence」をスローガンとするタイ発祥の「ミス・グランド・インターナショナル」。前回の大会では、COVID-19の状況の下、いち早く大規模な世界大会を開催し成功を収めた。この世界で今最も勢いのあるビューティページェントの日本代表を選出する大会「ミス・グランド・ジャパン 2021」が9月24日、ホテル雅叙園東京(東京都目黒区)で開催され 、モデルのチャナナ沙梨奈さん(23)がグランプリに輝いた。この日は37名のファイナリストがオープニングの後、水着審査とイブニングガウン審査に臨み、TOP20が選出され、スピーチ審査を経て、TOP10および各賞の受賞者が発表された。
水着審査
チャナナさんはタイで生まれ、千葉で育った。コンテストに出るにあたり、「高いヒールでのウォーキングは慣れてなかったので、ターンだとかスタジオを借りてすごく練習しました。」また、「タイでの開催ということで、他の世界の方よりは環境とかは知っているつもりなので、TOP5には絶対入りたいですし、自分らしさ・色を出したい。」と意欲をみせた。「(母方の実家である)おばあちゃんの家はプーケットのちょっと下の方にあるんですが、毎年1ヶ月くらい行っていました。 でもここ2年くらいはタイに行けていないので、今回久しぶりで楽しみです。 」
「私はちょっと緊張しがちなので、いっぱい練習して自信を持っていきたい。あと、海外の方だと胸とかお尻があると思うので、筋トレをもうちょっと頑張って海外のモデルさんにも負けないような体つくりを頑張りたいです。今もジムでトレーニングをしています。」また、タイのドラマを見るのが好きで影響を受けているという。「いつかタイの女優さんみたいになれたらいいな。」
前回の世界大会の優勝者のAbena Appiahさん(アメリカ)は、タイ語を勉強して大会中のスピーチでは時折タイ語を織り交ぜるなど、観衆を大いに沸かせて心を掴み、そのまま栄冠に輝いた。
普段は着物やウェディング、広告のお仕事をさせていただいていますというチャナナさんは、得意のタイ語を生かし、今度は世界を舞台に戦う。
チャナナさんが出場する「ミス・グランド・インターナショナル 2021」は、11月後半にミス達がプーケットからタイに入り、様々なアクティビティを経てファイナルの夜を12月4日にバンコクで迎える。