Junior.Earth.Japan KANAGAWA 2021

次世代の子供たちに、環境保護への意識向上と、未来に向けて様々な希望を描く子供たちの夢を応援することを目的とした、今年度初開催となる「ジュニア・アース・ジャパン」の神奈川大会が横浜市内で開催され、事前審査を通過した10人のファイナリストが競い合い、リリー部門(小学生)、ラベンダー部門(中学生)、ガーベラ部門(高校生)の3部門ごとに代表が選出された。

ウォーキング審査

スピーチ審査

受賞者発表

リリー部門 グランプリ
鈴木 佑芽(すずき ゆめ)さん

リリー部門でグランプリを受賞した鈴木さんは、スピーチ審査では「世界の明るい未来のために、私は安心・安全に暮らせるようにしたいです。もしも友達と対立してしまったら、話し合いをもち、すぐに理解しあえるように気持ちを表す方法として、毎日一度必ず「ありがとう」と口に出しています。私からまず、笑顔と感謝を発信していきます。私から笑顔の輪を世界まで届けます。」と述べた。

ラベンダー部門 グランプリ
天音 まどか(あまね まどか)さん

「コロナで450万人の人が世界で亡くなっています。このパンデミックがもたらしている深刻な影響から最も厳しい環境にある子供たちとその家族に支援が届くように、私は国際社会で貢献したいと思います。私は不要になった衣類やカバンなどを開発途上国に送っています。この活動は衣類の再利用・現地での雇用創出にも繋がります。さらに子供たちにポリオワクチンが届けられ、命を救うことができます。世界の明るい未来のために、私の力は微々たるものですが、ひとりひとりが力を合わせれば、明るい未来を築き上げられると私は信じています。」~ ラベンダー部門でグランプリの天音さん

ガーベラ部門 グランプリ
安部 音愛(あべ のあ)さん

ガーベラ部門のグランプリに輝いた安部さんは、スピーチ審査では「コロナの蔓延など世界中で緊急事態になっています。今、起こっていることの体系を知ることで、何が問題でそのようなことが起こっているのかや、どうすれば解決できるのか、今私たちに何ができるのかを考えることができます。また、より多くの人が考えれば、実現できる可能性はもっと高まります。私たちは「Z世代」と呼ばれる、生まれた時からインターネットがあった世代です。昔は現地に行かなければ分からなかったことが、今は携帯端末一つで世界中の情報にアクセスすることができるのです。私はSNSを上手く利用して、ネット世代ならではのやり方で世界中の課題を解決に繋げていきたいです。」 と強調した。

準グランプリ
(左)石川 樹(いしかわ いつき)さん/ラベンダー部門
(右)野辺地 華梨(のへち かりん)さん/リリー部門
グランプリ
(左から)安部 音愛さん/ガーベラ部門
鈴木 佑芽さん/リリー部門
天音 まどかさん/ラベンダー部門

リリー部門 準グランプリ
野辺地 華梨さん
ラベンダー部門 準グランプリ
石川 樹さん
リリー部門 グランプリ
鈴木 佑芽さん
ラベンダー部門 グランプリ
天音 まどかさん
ガーベラ部門 グランプリ
安部 音愛さん
ファイナリストの皆さん

神奈川大会は、”大会を通じてSDGsの取り組みに触れ、環境問題をより身近に感じることがきっかけとなり、自分自身でしっかりと考えることを始め、世界の明るい未来に向けて様々な取り組みをしてほしいと願っています。心から感謝を伝え、強くそして優しく笑顔の素敵な女性の第一歩を応援していく大会です。「スタディとビューティーを両立させよう」「花と一緒に”ありがとう”を伝えよう」をテーマに、「かわいい」、「キレイ」という言葉にとらわれず、環境問題や自分と向き合うその姿勢を評価していきます。″

グランプリの3人は、12月21日に都内で開催される、ジュニア・アース・ジャパン日本大会に出場する。