8月6日(土)、横須賀芸術劇場大ホールで、「ミス・グランド・ジャパン2022 FINAL」が開催された。「ミス・グランド・ジャパン」は、タイ発祥の「Stop the War and Violence」をスローガンとした「ミス・グランド・インターナショナル」に出場する日本代表選考会で、「PEACE」を基本理念として、これまでにも積極的に大会後も活躍できる人物の育成・輩出を行ってきた。

吉井運営代表の挨拶と音楽プロデューサーの野澤孝智氏による国歌独唱～オープニング

ここで最初の賞の発表。「BEST IN SOCIAL MEDIA」に手嶋 優梨子さんが輝いた。

続いて、「BEST IN SWIMWEAR」は吉樂 加奈子さんが受賞。

EVENING GOWN COMPETITION

ここでTOP10のアナウンスの前に「BEST IN EVENING GOWN」と「MISS POPULAR VOTE」が発表された。

「BEST IN EVENING GOWN」は那須 マリアさんが受賞。

「MISS POPULAR VOTE」は池上 愛さんが獲得。これにより池上さんは、ミス・グランド(インターナショナル)のルール上のアワードアドバンテージでTOP10に名を連ねた。

そして最終審査に進むTOP10の発表。

ミス・グランド・ジャパンのスローガンである「PEACE」をテーマにTOP10によるスピーチ。

そしてオープニングでもダンスパフォーマンスを披露した、2021年の日本代表・水野ちいかさんが再び登場。

受賞者発表

そして、MISS GRAND JAPAN 2022 (グランプリ)には井上 セイラさんが輝いた。

またこの日は、ミスター・ゲイ・ジャパン2022 FINALも併せて開催された。世界的ミスコンテストの日本大会とLGBTQ＋のコンテストの同日開催は史上初となる。

日本とフィリピンのミックスである井上さんはフィリピンで生まれ、3歳で来日。小学校以降はずっと東京の下町で育った。2015年のミス・グランド・ジャパン(日本大会)初開催時にも18歳の最年少でファイナリストに選ばれたが、その時は結果を残すことができなかった。スピーチの英語で失敗し、勉強の必要性を痛感した。そして、語学留学など海外経験を経て、自分を磨き、今回の大会でまさに7年越しで見事リベンジを果たした。

井上さんは、10月にインドネシアで開催される世界大会の記念すべき第10回大会に日本代表として出場する。その世界大会では、インドネシアのムスリム文化を尊重し、肌の露出の多い水着審査は行われず、それに代わるフィットネスウェアでの審査などが取り入られる予定で、ミス・グランド・インターナショナルは10年目の新たなステージを迎える。