2022 Miss Universe®Japan Final

今年度のミス・ユニバース日本代表を決定する「2022 ミス・ユニバース®ジャパン ファイナル(ミス・ユニバース日本大会) 」が8月25日に都内で開催され、東京都の会社員、坂本麻里ベレン(さかもと まりべれん)さん(23)が日本代表に選ばれた。

この日の大会は、34人のセミファイナリストが出場し、23日に日本では初めて有観客で行われたプレリミナリー(事前審査会)の結果と、「チケットぴあ」で発売された「サポーターチケット」の総合獲得ポイントに基づき、10名のファイナリストを発表。「ステートメントスピーチ」「水着審査」「イブニングドレス審査」を経て、TOP5が最終の「Q&A審査」に臨んだ。

「クラウンを付けてもらったとき、すごく信じられなくて、夢かと思いました。花をもらって歩くとき、一歩踏み出すのにふらふらしました。」

日本代表に選ばれた坂本麻里ベレンさんは、東京生まれの千葉育ちで、清泉女子大卒の料理講師。ペルー人の父、日本人の母を持つバイレイシャルで、旅行や留学などで20ヶ国以上訪れ、海外文化の経験も豊富だが、ペルーにはまだ行ったことがないという。「父がよくペルー料理を作ってくれて、ペルーの文化を感じたり、スペイン語が飛び交う中で育ちました。母は純日本人で、好奇心があり、また私のダメなところをきちんと伝えてくれるので、母のような強い女性になりたい。」また将来は「WFP(国際連合世界食糧計画)で活動して行きたいと思っています。知花くららさんなど、歴代の日本代表の方も活動されていて、 ただ食べ物を配るだけではなく、 現地の人と同じ食べ物を食べて交流するというところが私は感動したので、 料理教室の先生だからこそできる食育とかも一緒にやっていきたいと思っています。」と抱負を述べた。タレント活動について聞かれると「正直、それはないです。」と苦笑交じりに答えた。

2022 ミス・ユニバース®ジャパン
坂本麻里ベレンさん

2008年のミス・ユニバースでTOP15入りを果たした美馬寛子さんは、2018年からミス・ユニバース・ジャパンのナショナルディレクターとして大会運営を担っているが、彼女自身は純日本人ではあるが、(見た目から)よく「ハーフ(バイレイシャル)じゃないの?」と聞かれた。今はバイレイシャルの方がいて当然の時代。今年のTOP5がすべてバイレイシャルであることや近年の日本代表もバイレイシャルが続いたことを踏まえて、「ダイバーシティ(多様性)が当たり前なのが今の日本ですということを私たちの気持ちで表現できたのかな。」と思いを明かした。また「昨年の渡邉珠理さんがTOP16という好成績を収めたので、今年のセミファイナリストたちはすごくプレッシャーがある中で切磋琢磨して頑張ってきた。坂本さんには、色々な文化を経験した彼女だからこそ伝えていける世界平和のメッセージがあるんじゃないかと思っているので、それを彼女に期待している。」と激励した。

ナショナルディレクターの美馬寛子さんと坂本麻里ベレンさん

日本はこれまでに、1959年の児島明子さん、2007年の森理世さんと2度、ミス・ユニバース世界大会で優勝している。坂本さんが出場する、今年度のミス・ユニバースの世界大会は未だ開催地が決定的ではないものの、コスタリカのサン・ホセが有力視されている。また、来年度のミス・ユニバース世界大会からは既婚者や出産経験者も出場できることが本部機構より発表されており、今回の大会が最後の純粋なミスだけによるミス・ユニバースとなるかもしれない。